地震に備える」培養室の増強した耐震設備を紹介します
日本では地震や台風など自然災害が多く、近年では南海トラフ地震が危惧されています。当院では、患者様により安心して治療を受けていただけるよう日々高度な技術を磨くとともに、設備を整え安全対策を行っています。
今回は、患者様の大切な胚・卵子・精子を地震からお守りするための取り組みの一部を紹介します。
①インキュベーター:耐震金具(四方を専用金具で固定)
インキュベーターとは胚を培養・観察するものでとても重く簡単には動きませんが、写真のように専用の金具で固定することで、転倒・落下防止策を施しています。
②凍結タンク:耐震ベルト(壁に設置) 、補強チェーン
凍結胚や凍結精子などを保存している凍結タンクは耐震ベルトで壁に固定し、さらにチェーンで補強して転倒しないようにしています。