統合医療と言われてもピンと来ない方もたくさんいらっしゃると思います。
そこで、『統合医療の〇〇を受けてみました』編に続き、今回は『統合医療〇〇に聞いてみました』編としまして、コーディネート・こころセラピー・栄養カウンセリングの担当者にインタビューを行いました。
メニューの内容やどういう時に利用すればいいのか、どういう方が利用されているのかなどインタビュー形式で質問しましたので、皆様がご利用するときの参考にしていただけたらいいなと思います。
第2回
統合医療【生殖心理カウンセラー】に聞いてみました!
【カウンセラー紹介】
今回インタビューするのはHORACこころセラピーを担当の、生殖心理カウンセラー、がん・生殖医療専門心理士の田中さんです。
人間の持つ自然治癒力ってすごいなぁ~と感じさせられる日々を過ごしています。
【Q:HORACではどのような方がセラピーに来られますか?】
A:治療を前向きに受けたい方、揺れ動く大事な時期を過ごしている方、過去に何かしらのトラウマがある方、何か自分を変えたい方、悩み事があってそれに向き合おうとする方などが来られます。一見ネガティブに受け取られがちですが、心理士からするとそのようなとらえ方はしていません。ご自身やご夫婦の人生を、不妊治療をきっかけに見つめなおし、より良いものにしていこう・豊かなものにしていこうと一生懸命に頑張っていく方々ととらえています。
あとは採卵や胚移植のイメージ療法を希望される方などが来られています。
【Q:どのような相談・悩み事が多いですか?】
A:多岐にわたりますが特に共通しているのは、治療の悩み、経済的な悩み、ご夫婦の問題、採卵・移植前の不安、あと人には言えなかった悩み事などもあります。解決できない!と思い込んでいる方々が多いですが、必ず何か手立てはありますので1人で抱え込まないことが重要です。
【Q:それに対しどのようにカウンセリングをされますか?】
A:当院では最先端の治療を提供していますが、統合医療部門でもその方にあったテーラーメイドの生殖心理カウンセリングを提供しています。ひとりひとりの気がかりや状況に対し、たくさんある療法の中から一番合うものを選んでその都度提供していきたいので、最初に踏み込んだお話になったりする場合もありますが、基本的には生殖心理に沿ったカウンセリングとなっています。
【Q:いつ来たらいいですか?】
A:採卵前や胚移植前、妊娠成立後、またご夫婦のタイミングで、などですが基本的にはいつでもお越しください♪
【カウンセラーから患者様へひとこと】
不妊治療はおひとりでできるものではありません。
ご夫婦2人で取り組んでいくものです。
ぜひ、ご夫婦でお越しください。
★第1回統合医療の【コーディネーター】に聞いてみました!はこちら