がん治療で妊娠が難しくなってしまうことはご存じでしょうか?
卵巣の中には一生分の卵子が保存されていて、そこから少しずつ排卵されていきます。
この卵子は一生を通して数が増えることはなく、加齢と排卵にともなって数が減っていきます。がん治療は卵子の減少や閉経を早めてしまい妊娠する力を早くになくしてしまうことがあります。(図.年齢による卵子の減少と化学療法の影響)
当院ではがん治療の前に胚 (受精卵)だけでなく、未婚の方で卵子の凍結保存を行っており、がん治療終了後にお預かりしていた胚や卵子を使用して妊娠を目指します。
がんの治療を前に不安もあると思います。しかし、がん治療前にできる事もあるとお伝えしたくお知らせさせていただきました。
詳しい内容の相談、質問があれば当院までお気軽にご連絡ください。