こんにちは、生殖技術部門です。
前回に引き続いて患者様よりお預かりしております卵子・精子・胚をお守りするための取り組みをご紹介させていただきます。
①非常用発電機
当院では非常用発電機を開院当初から導入しており、停電時に自動で培養機、監視装置などの重要な機材に自動で給電できるようになっています。自家発電機はグランフロント大阪タワーの屋上に設置おり、津波による停電への対策となっています。
②警報システム
前回、ご紹介した凍結タンクの監視装置と胚を培養する培養機に警報システムを導入しています。異常発生時に複数の胚培養士に24時間連絡が届き、いつでも対応することができます。さらに警報システムは毎月システムチェックを行い機能確認も実施しています。この警報システムは非常用発電機から給電されるので停電時でも警報を発信することができます。